パソコンで絵の描き方はアナログとほぼ同じ
パソコンで絵を描く場合、基本的な手順は紙などに描くアナログでの描き方と大差ありません。
まず、どんな絵を描く場合も大まかなラフ画を描くようにしましょう。
全体のバランスを取るためにも、まずはアタリと呼ばれるガイドになる線を引いていきましょう。
このアタリをしっかり描くことでバランスの取れた絵を描くことができます。
アタリを描いた後はその線に沿って簡単に絵の下書きをしていきます。
この下書きが仕上がりのほとんどを左右します。
線に対して肉付けしていくような感じで、人物を描く場合は全体的な体のバランスが崩れないよウニちゅいしましょう。
髪の流れや顔のパーツなども描きこんでおきましょう。
そして、つぎに主線を引いていきます。
下書きの線をなぞることを意識するよりもより上手に線を引くことを意識しましょう。
デジタルの場合はすぐにやり直しがきくので納得がいかない場合はしっかり治していきましょう。
線画が完成すれば次は色付けです。
大体の色の配色を決めたら色塗りをしていきましょう。
パソコンの場合は多くの色を簡単に試することができるので納得いく色を選びましょう。
色を塗る際は、全体的に下塗を終えた後に、徐々に影をつけたり色のグラデーションをつけて細部を塗っていきます。
色の塗り方も様々あり、絵の印象がかなり変わりますので自分好みの塗り方を見つけてみてください。
パソコンで絵を描くときのポイント
パソコンで絵を描く場合意識してほしいポイントをお伝えします。
まず、線画を描く場合は細かく描くことよりも一気に線を思い切って描くことをお勧めします。
思い切って線を引かないと線がとぎれとぎれになってしまい色の塗りつぶしをする場合も苦労するでしょう。
そして、線をつなげようとするとやはりどうしても綺麗にいかずにヨレてしまいます。
線は思い切って描き、長すぎた場合は後で消しゴムツールで消せば大丈夫です。
線が納得いかない場合でも、パソコンの場合はすぐに綺麗に修正することができるので恐れずに書いてしまいましょう。
そして、パソコンで絵を描く場合はペンタブを使って描くため、紙に直接絵を描くのとは感覚が違ってくるでしょう。
紙に直接描くわけではないので、ペンタブは手振れが発生して線がぶれてしまいます。
このことを防ぐためにパソコンの設定で手ブレ補正機能がある場合は設定をしてください。
他にも筆圧など様々調整できるため自分好みの描き具合に調整しておきましょう。
パソコンで絵を描くのにまだ慣れていないのなら
パソコンで絵を描くのはやはり紙とペンなどでアナログで絵を描く感覚とは違うので慣れるまで大変です。
ペンタブではアナログとは描き具合も違うので下書きや線画などが自分の思ったように描けずに苦労している人も多いと思います。
そういった人は、下書きや線画はプリンターなどのスキャン機能を利用してデータとしてパソコンに取り込んでみてはどうでしょうか。
ペンタブだとなかなか思い通りに線が描けない人は、ペンタブに慣れるまではアナログで描いたものを取り込めばかなりの時間短縮になるでしょう。
ただ、そのまま取り込んだ線画を絵に組み込む場合は線を綺麗に取り込む必要があるので注意してください。
線の太さや見え方が気に入らないという人はアナログで描いた線画をペンタブでなぞるようにして線を引いてもよいでしょう。
もし家にスキャナーなどがない場合はデジカメやスマホなどで撮影したものをパソコンに送ってみるのもよいです。
パソコンで絵を描く練習に役立つのは真似すること
パソコンで絵を描くことに慣れるためにはひたすら練習することが大切です。
その練習方法としては、自分の好きな絵柄などを見て真似して練習するとよいでしょう。
好きな絵の線画の描き方や色の塗り方を自分なりに見て学び、模写してみましょう。
そうすれば絵の描く技術や表現方法なども学ぶことができます。
そして、画像や絵をなぞることで線画の練習をするのもよいでしょう。
バランスの取れた線画を学ぶだけでなく、線を引く際の表現方法も身に着けることができます。
手や動きのある体の絵などを描くのはなかなか難しいですよね。
そういった場合は、自分の好きな絵を真似して練習することでどんどん絵を上達させていきましょう。
絵 パソコン絵の上達に欠かせないものそれは継続
ある程度コツをつかんだとしても、いきなりパソコンで絵を描くのを上達させるのは難しいでしょう。
やはり、毎日絵を継続して描くことが上達させるために大切なことなのです。
とはいっても、毎日がむしゃらに絵を描くだけではなかなかうまくはいかないでしょう。
絵を描く場合は毎回違った構図を考えて描くことに挑戦してみましょう。
人物を描く場合も全身を描くのが難しく、ついつい顔だけだったり肩から上の絵ばかりになってしまうことはよくある事です。
時間があるときなどは全身が入るようなポーズを意識して書いてみましょう。
ボーズ集も売っていますので購入して練習してみるのもよいでしょう。
毎日絵を描けば自然と上達していきどんどん絵を描くのも楽しくなると思います。