大学生こそ部屋を片付けるべきだ!片付けするコツと収納ポイント

大学生の部屋が片付けられず散らかってしまう原因

実家暮らしのうちは、片付けが苦手で自分の部屋が多少散らかっていたとしても、それほど困ることはなかったかもしれませんが、大学生になって一人暮らしを始めるようになると、ますます家にいる時間が短くなり、あちこち散らかりっぱなしになってしまっているという方も、少なからずいることでしょう。

ではそもそも、なかなか部屋が片付けられない原因とは、いったい何なのでしょうか?

●部屋が片付けられないのはなぜか?

・片付ける時間がない
・モノが多すぎる
・収納場所が足りない
・モノの定位置を決めていない

大学生のみなさんであれば、どれも思い当たるフシがあるのではないでしょうか?とくに圧倒的に多いのが、片付けにかける時間がないということでしょう。大学受験が終わり、晴れて大学生活がスタートすると、これまでの勉強漬けの日々から解放されて、時間ができた代わりに、今度はバイトやサークルに多くの時間を費やす人が増えてきます。そうなると、どうしても部屋の片付けは後回しになってしまうものです。

また、大学生の一人暮らしでは、ワンルームのお部屋に住んでいる方も多いと思いますが、困るのがその収納スペースの少なさでしょう。いざ荷物を入れてみると、圧倒的に収納場所が足りず、しまいきれなかったモノたちがそこら中に溢れてしまうことにもなりかねません。

部屋が片付かない原因の中には、そもそもモノの定位置を決めていないため、出したものをしまう習慣がなく、そのまま出しっぱなしになってしまうことも。

大学生こそ部屋の片付けをして机を綺麗にしよう

社会人になってからも、自分のデスク周りが片付けられない人はいます。そのような人たちの多くが、机の上に書類やモノが散乱し、必要なモノがどこにあるのかを探すのにも一苦労するといった状態に陥りやすくなります。

自分のデスクすら片付けられない人の中には、自己管理が苦手な人が多いのも事実です。中には、仕事はバリバリできるのに、デスクの上が常に山積みになっているという残念な人もいますが、デスクが片付いている人のほうが、周囲からは圧倒的に優秀な人材であると見られるケースが多いと言えるでしょう。

社会に出る前に、大学生のうちから部屋や机の片付けを心がけて、綺麗に保つ習慣を付けておくことは、非常に重要だと言えると思います。

大学生が部屋を片付けるには?余計な参考書は出さないことが大切

部屋全体の片付けを始める前に、まずは机の上を勉強しやすいように片付けることから始めましょう。

●机の上を片付けるコツ

・勉強と関係のないモノは置かない
・プリント類はファイルで保管する
・今必要のない参考書は片付ける

お部屋に勉強机がないという方は、食事用テーブルで代用しているという場合もあるかとは思いますが、なるべく机やテーブルの上には、普段から必要のないモノは置かないようにする習慣をつけましょう。勉強中に、勉強に関係ないモノが目に入ると、どうしても集中力がなくなってしまうものですよね。机に余計なモノがひとつ乗っているだけでも、ついポンポンと気軽にモノを置いてしまうものです。

また、大学で使うプリントなども、ただ机に置いておくのではなく、ジャンルごとにファイルにひとまとめにしておくことで、ムダに散らかるのを防ぐことにつながります。

普段から参考書などを出しっぱなしにしているという方は、今使うモノだけを残して、あとは片付けるようにしましょう。

大学生の部屋のスペースは限られている!物を捨てることから始めよう

部屋が片付けられない原因としては、収納スペースに対して圧倒的にモノが多すぎることが挙げられるでしょう。どんなに工夫したとしても、こればかりは限界がありますよね。まだ大学生のうちは、収納の多い広い部屋に引っ越すという選択は難しいと思いますので、まずはモノを捨てるところから始めてみましょう。

いつか着るかもしれないと取っておいた、何年も出番のない服や靴。また読むかもしれないと、捨てずに本棚に並べてある雑誌類。それらを整理するだけでも、ムダなモノに貴重なスペースを取られるという、もっとも大きなムダを省くことにつながります。

片付ける場所がなければ、部屋が散らかってしまうのは当たり前です。面倒だからと後回しにせず、まずは要らないモノを捨てるところから始めてはいかがでしょうか?

1日10分の部屋の片付けが部屋を綺麗に保つ秘訣

さて、断捨離や片付けを頑張って、部屋が綺麗になったとします。しかし、そのままでは、あっという間に元の状態に戻ってしまうかもしれません。

いくら一旦は部屋を綺麗に片付けたとしても、今までと同じ人が同じように生活していれば、その状態を保つのは難しくなります。徐々に部屋は散らかり始め、気付けば元通りの乱雑な部屋に!なんてことは簡単に想像がつきますよね。

せっかく部屋を綺麗に片付けたのでしたら、今度はその状態をなるべく継続できるように、意識し続けることが大切となります。そのためには、ぜひ日頃から意識しておきたいコツがあります。

●部屋を綺麗なまま保つコツ

・モノの定位置を決める
・「面倒くさい」をやめる
・モノの捨て時を見極める

まずは、出したものを元の位置に戻すことを徹底しましょう。そのためにはまず、全てのモノの定位置を決めて、使ったら出しっぱなしにせずに、きちんとしまう習慣をつける必要があります。なんでも面倒だからとあとまわしにせず、すぐにしまう。これさえできれば、部屋が散らかる頻度は格段に低くなります。

また、とくにこれは洋服や靴などに関してですが、たとえば新しい服を購入したら、代わりに同じようなタイプの服を1着捨てるようにすれば、どんどん服が増え続けて収納スペースが足りなくなるということを防ぐこともできます。服だけに限らず、消耗品などのありとあらゆるモノに関しても、同様のことが言えるでしょう。

これらは、毎日ほんの10分でもあればできてしまうことばかりですので、時間がない大学生にとっても、試してみやすいのではないでしょうか?