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フェルトの手作りマスコット!羊毛派とフェルト派に分かれます
小さなマスコットは比較的簡単に作ることが出来るので、初心者でも挑戦しやすいですよね。
マスコット素材として直ぐに思いつくのは、フェルトではありませんか?
フェルトは布とは違ってほつれることが無いので、手軽に扱えるのは魅力ですよね。
フェルトでマスコットを作る時には、大きく分けて2つの作り方があります。
・フェルトを使う方法
シート状になったフェルトを切り抜いてから、縫って綿を詰めてマスコットを作ります。
・羊毛を使う方法
羊毛を専用の針でつついて、マスコットの形にしていきます。
どちらも可愛いマスコットを作ることが出来ますよ。
フェルトを使った手作りマスコットの作り方
フェルトを使った手作りマスコットは、昔からある方法ですから、想像がつく方も多いですよね。
今回は猫のマスコットを作る予定で、話を進めていきます。
●フェルトを使ったマスコットの作り方
1 紙にマスコットにしたい猫のイラストを描きます。
2 イラストを切り抜いて、シート状のフェルトにまち針で留めます。
3 イラストより2~3mm程外側で、フェルトを切ります。(2枚用意します)
4 3のフェルトと同じ色の糸を使って、周りを「巻かがり」や「ブランケットスケッチ」などの方法で縫い合わせます。
5 残り2~3cmで縫い終わりというところで一旦止め、中に綿を詰めます。
6 細い棒などを使って、耳などの細かい部分にもたっぷりと綿を詰めます。
7 綿を入れ終わったら、最後まで縫い合わせて玉止めします。
8 玉止めの玉を内側になるように隠します。
9 猫の目や鼻などを作ります。(下記参照)
10 マルカンを使ってチェーンなどを取り付けて完成です。
顔を作る方法はいろいろありますから、お好きな方法で描いてくださいね。
・小さく切ったフェルトを貼る
・刺繍する
・目や鼻のパーツを購入して縫い付ける
・色鉛筆などを使って色を塗る(頬など)
今回は綿を入れてから顔を作る作業にしましたが、フェルトを貼ったり刺繍の場合には、3でフェルトを切り抜いた後に行なう方が作業がしやすいかもしれません。
100均の材料でもフェルト手作りマスコットが作れます
フェルトでマスコットを手作りする時には、手芸店に材料を探しに行く人も多いと思いますが、100均もおすすめですよ。
今や100均には何でも売っていますよね。
フェルトはもちろん、綿も針も糸も売っています。
ビーズやチェーンなどもありますから、マスコットに必要なものは一通り揃いますよ。
また、布なども売られていますから、フェルトと合わせて使ったり、マスコットの小物を作ったりも出来ます。
毛糸やリボンなども様々な色や柄で売られていますから、オリジナルマスコット作りに役立つはずです。
100均ではいろいろな材料を安価に揃えることができるので、初心者でも安心して挑戦できます。
羊毛フェルトなら縫うことなく手作りマスコットが作成可能
フェルトの手作りマスコットを作る方法には、シート状のフェルトではなく羊毛を使う方法もあります。
羊毛は綿のようにふわふわとした素材です。
この羊毛を薄く固めてシート状にしたのが一般なフェルトです。
羊毛を使ってマスコットを作る時には、作りたいマスコットを立体的にイメージすることが重要です。
例えば、先程と同じように猫のマスコットを作る場合、平面に猫の絵を描いて縫い合わせたので、描いた猫に厚みが出るだけです。
しかし、羊毛フェルトの場合には粘土細工のように立体的に作るので、イメージするときにも顔の厚みや丸み、耳の先端の厚みや付け根の厚み、尖り具合なども詳細にイメージできている方が作りやすいです。
用意するものは、羊毛とニードルと呼ばれる専用の針です。
どちらも100均で揃えることが出来ますよ。
ここでも猫のマスコットを作る予定で話を進めていきますね。
●羊毛を使ったマスコットの作り方
1 羊毛を薄く広げてからクルクルと丸めて顔の形を作ります。
2 1をニードルでチクチクと刺して固定します。
3 頬などの微妙に膨らませたい時には、羊毛を少量だけとり膨らみの欲しい部分に乗せてニードルで刺して形を作っていきます。
4 羊毛を少量とり、耳の先が尖るように折ってニードルで指します。(付け根部分はフサフサのままにしておきます。
5 耳の形が出来たら、付け根のフサフサしている部分を広げて頭のパーツに乗せて、ニードルで刺してしっかりと固定します。
6 もう一つの耳も同様に作ります。
7 目や鼻などのパーツも作り、ニードルで刺して固定します。
8 マルカンに羊毛を通して周りをニードルで刺して固定します。
9 マルカンにチェーンを付けて完成です。
羊毛フェルトで初めてマスコットを作る時には、キットを使うのもおすすめです。
必要な分の羊毛が入っているので、いろいろな色の羊毛を揃えなくてもよく、安価に手軽にチャレンジできますよ。
フェルトを使うと、マスコット以外でも手軽に素敵な作品が出来ます
フェルトはとても使い勝手よい素材です。
マスコットはもちろんですが、他の小物の手作りにもおすすめです。
小さなお子さんがいる方なら、フェルトを使っておままごとグッズを作ってみませんか?
マスコット同じ要領で簡単に作ることが出来ますよ。
手作りおままごグッズがおすすめなのは、いろいろとアレンジ出来るからです。
例えば、マジックテープを使って野菜や果物をカットできるようにしたり、ケーキを作れるように土台といちごなどの飾りを別に作ったりと、子供の楽しめる工夫を凝らす事が出来ますよ。
また、髪留めやピアス・イヤリングなどのアクセサリーにもおすすめです。
切りっぱなしで使えるので、花びらの形に切って縫い止め、ビーズなどをあしらうだけでも可愛いパーツが作れます。
立体的なリボンもすぐに作ることが出来ますよ。
また、ウェルトを土台にして、ビーズなどを縫い付けるのもおすすめです。
今回はフェルトを使う方法と羊毛を使う方法を別々にご紹介しましたが、合わせ技もできますよ。
フェルトにチクチクと羊毛を刺していく方法です。
いろいろなアレンジが出来るフェルトを使って、ぜひマスコットなどの小物作りを楽しんでくださいね。