絵の下書きに水色を使うのはどうして?その理由と線の消し方

絵の下書きに水色が良いとされているのはナゼ?その理由について

絵を描くことが好きな小学生はたくさんいます。
小学生のうちから大人顔負けの技術の持ち主の小学生も多いですよね。

絵が描けば描くだけ上達し、オリジナリティに長け、上手い人の絵の技術を見抜く力も養えます。

しかし、絵の下書きに水色を使用する点は疑問に持つ子は意外にも多いです。
親が絵描きさんでもあれば、ある程度の知識を教えてもらうことができますがそうでなければ独学でなんとなく覚えていく子もいます。
わからない知識を見よう見まねで実践し、経験しながらその魂胆について学ぶこともできますがあらかじめわかっていることで絵を描くことをスムーズにできたりもします。

そんな子供のために下書きを水色で描く理由について述べていきます。

●絵の下書きに水色を使用する理由

・スキャンする時に色がでない、なおかつ消しゴムで消す手間が省ける

下書きの絵をスキャンする時に設定次第で水色が写らないので、消しゴムで消す手間が省けます。
プロの絵描きさんはスムースに絵を描くために下書きに水色を使用する方が多いです。

水色ならシャープペンを使用しても良いのかということですが、シャープペンは力の入れ方によって芯がすぐ折れてしまうため、折れては芯を出し、たまに詰まったり、芯がなくなっては補充する、などを考えるとコスパも悪くスムーズに絵を描くことはできないのです。

なので水色の色鉛筆がオススメです。
色鉛筆と合わせて色鉛筆用の消しゴムとあると便利ですね。

絵の下書きには水色がおすすめ!実際に消せる芯もあります

絵の下書きに利用するものは水色がオススメです。

水色が出せるものとしてペンやシャープペンなどいくつか種類があります。
最終的には好み次第です。
何を使用しても構わないのですがそれぞれにデメリットがあります。

・ペン
ペンのインクによっても異なりますが、乾くのに時間がかかってしまいます。
いくら下書きとはいえ、間違って消せないので書きづらさも出てくるでしょう。

・シャープペン
芯のコスパと絵を描くスムーズさを重視するのであれば向いていません。
芯の補充や、芯が折れては出し、詰まっては調節しなどで集中できない人も多いのではないでしょうか。
また色付き芯は本数があまり入ってない上に料金も少々お高めです。

このようなデメリットもありながら、それでも好んで上手く使用している方もいますので、気になるなら1度試してみると良いですね。

絵の下書きは水色だとOK?パソコン印刷の注意点

下書きした絵をパソコンに取り込みスキャンする場合の注意点があります。

・水色がいくら消せる色であっても濃く描き過ぎは色が出てしまうこともあるので注意してください。

・黄色も色が出ないと言われますが、これはコピー機で印刷する時のみ有効です。
パソコン印刷する場合は水色で下書きしましょう。

・基本的に水色の下書きはパソコンから印刷する時に線が消せるので便利ですが、水色の下書きをコピー機で印刷すると線が出てしまうものもあります。

・パソコンの種類によって水色線の消す方法が異なります。

絵の下書きには消えるペンを使うのも便利

ペンは消せないですよね。
下書きする道具はいくつか種類がある中で最もペンが書きやすいのに下書きに用いても消せないので仕方なく違う道具を使っている方もいるのではないでしょうか。

便利でオススメな道具があっても、結局は自分の好みや書きやすさ次第です。
好みや描きやすさの基準は人それぞれ違いますからね。

そんな方のための商品と言っても過言ではないものがあるのをご存知ですか。
消せるというペンがあるのです。

その特徴として、消しゴムではなく、ペンの上に付属されている消しゴムとなる部分で擦ると摩擦により文字が消えます。
消しカスが少ない上にペンの色も豊富なので、使用している学生やサラリーマンは多いのではないでしょうか。

小学生ですとペンの種類について知らない方がも多いかと思います。
文具コーナーで自分にあった道具を吟味してみるのも良いですね。

パソコンに取り込んで絵の下書き線を消す方法

下書きの鉛筆線を消しゴムで消している方にぜひ試してほしいことがあります。
せっかくパソコンで印刷するのですから、消しゴムで消す作業を省きスムーズに絵を完成させたいですよね。

そんな時に便利な方法があります。

●パソコンで下書き線を消す方法

水色(色鉛筆、シャープペン、ペンなど)で下書きが完成したら、その絵をパソコンに取り込みます。
そしてパソコン機能の「色相彩度と明るさ・コントラスト」で下書き線を消していきます。
まず、水色線をグレーになるよう色相彩度・明度をプルダウンさせます。
そして明るさ・コントラストを上げ線を消します。

※パソコンの種類によっては「色相彩度とレベル補正」で色調補正を行います。